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佐藤 瑞季

1993年生まれ 佐賀県出身 茨城県在住

大学院在学中より、「水」をテーマに制作を続けている。自分自身の中にある「水」や、自分が出会ってきた「水」について、水性木版を用いて薄い和紙に摺ったものを複数枚重ねてイメージを構成する手法で制作している。
ある景色が天候・時間・季節といったあらゆる要素によって色彩や趣きを変えていくことは、乗せる絵具の色や摺り方を変えることで一つの型から様々な表情をつくることができる版画とよく似ている。薄い和紙は意外と強く、板木の木目やバレンの跡を拾うことがきる。時に版木の木目は水の流れのように見え、その平滑な水脈を追う作業は、水について追想することと親和性がある。そのような理由から、主に水性木版での制作を行なっている。

​【主な展示歴・イベント歴】
2022 年  ”2” 佐藤瑞季・瀧本泰士 二人展(笠間の家/茨城)
2023年   すきまのかたち(G’s Gallery Tsukuba/茨城 )
2025年 ハニカム 筑波大学大学院 同期6人展(銀座中央ギャラリー2)

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